丸テーブルを囲んで~今井さんに「皇室のお話」を聞いてみよう~
3月23日(土)の昼下がりから、『丸テーブルを囲んで』~今井さんに「皇室のお話」を聞いてみよう~が開かれました。
『丸テーブルを囲んで』会員さんが持っておられる得意なこと、好きなこと、大切にされていることなどを、ダイニングの丸テーブルを囲んでご一緒に楽しませて下さい、のぞかせて下さい、そんな時間です。
今回は今井賢さんから、長年、現在の天皇陛下の皇太子時代に「東宮職」として勤めておられた時のお話をいくつかの貴重な写真を交えての楽しい座談会となりました。
お話のとってもお上手な今井さんから出てくるさまざまなエピソードには、いろんなおもてなしの心を形にするにあたり皇室の方々自らの配慮がある事(晩餐会の什器類、お花の設え等)、昔から続いている風習のこと(御毒味!?)、その方にあった応対へ変えていくことの努力をされてきたこと(お料理の出し方)などがあり、時折笑いながら時には深く頷きながら参加の皆さんは引き込まれていました。
何より皇室の方々が信頼できる相手と思われているからこそ出てくる、今井さんへの自然な受け答えや甘えが透かし見えて、「皇室」に自然な親しみを感じることが出来ました。
後半、加地さんお手製の「桜餅」を食べながら、お口も気持ちもほぐれた皆さんが今井さんに思い思いの質問をされていて楽しそうでした。
今の時代は平和、今こうやって平成から次の時代へと変わるこの時期に、穏やかにその時代に合った変化を経ながら「皇室」も私たちの暮らしの横にあるんだなぁと思いました。
今井さん、とても貴重な楽しいお話をありがとうございました。
(2019年3月24日 小柳 記)
務めてこられたお役をお話される今井さん。
写真を見ながら知るおもてなしの形に驚き!
ご家族と会ったりすることはできるのですか? そんな自然に湧き上がる質問も出てきます。