壬生狂言を観に行こう
5月1日(火) 壬生狂言を観に行ってきました。
今回参加の皆さんは私(スタッフ小柳)を含め、京都に長年暮らしていても、壬生狂言は初めてというメンバーさんばかりです。
どんな感じなんだろうなぁとちょっとウキウキしながら、並んで会場に入ります。狂言の舞台は壬生寺山内にある保育園の2階に設えられた観覧席から観る体裁です。面白~い。
仏の教えを優しくいろんなストーリーに仕立てて伝承されてきた狂言は無言劇なので、最初はそのおっとりした展開に戸惑いますが、それぞれの演目に独自の面白い演出(豪快な炮烙割りで、花の小道具が有ったり、綱渡りや舞台から飛び降りる等のアクション?!が有ったり)がたくさんあり、慣れてくるととっても小気味好い楽しさに浸っていました。思わず「早く!」「あら、まぁ!」と口に出してしまうほどです。
皆さんも観られて良かったわ、他の演目も観たいなと演目が終わるごとに話しておられました。
今回、皆さんで観た演目は「炮烙割り」、「花盗人」、「ぬえ」でした。「炮烙割り」の後、厄を吹き飛ばした証拠(積もり積もった炮烙の残骸)です。
700年もの歴史を持つ狂言を大切に預かり繫いてこられた壬生大念仏講の皆さんにブラボーでした。
(2018年5 月1日 小柳 記)