生け花　～山村御流～　はじまりました。

4月9日（木）　生け花　～山村御流～が行われました。
初回は6名の参加さん。佐加恵もご一緒させてもらいました。

山村御流とは、花は野にあるごとく、枝は山にあるごとく
自然の美しさを大切にした生け花です。

今回の花材は、黒文字（くろもじ）としゃくやく。
ご存知かもしれませんが、和菓子を食べるときに使う大きな楊枝のようなものも黒文字。
この枝から出来上がっていて、樹皮に黒い模様があることから、黒文字と呼ばれているようです。

立派な枝ぶりのくろもじ。どれをメインに使おうかなぁ。
これもステキそう♪♪　皆さんワクワク、ドキドキ。

そんな中、生け花の先生、奥村さんはためらいなく枝をバッサリと！！
1つの枝を活かすために、いらないものは減らす。マイナスの美学です。
「それ切っちゃうの?!　もったいない＞＜!!」
私たちは悲鳴にもみた驚きです。

でも…出来上がってくると
「いいねぇ…」　自然の美が出来上がっていくのです。
枝を切っていくと、いい香りも広がっていきます。（私にはよくわかりませんでした。。）

もう少しこっちを向いて欲しいなぁ。　そんなときは楊枝を使って花の向きや角度を決めることも。
自然にあるように、太陽に向かうように。
「魔法みたい！」ちょっとした角度の変化で表情がずいぶんと変わります。

同じ花材を使っても、一つ一つ違う表情を見せてくれます。
他を減らして、大切なものを活かす、自然の美の感性、少しずつ身に付けていきたいです。

これから月に1度行っていく予定です。
来月は5月14日（木）14:00～
興味をお持ちの方はどうぞご一緒に。

佐加恵　記