2024年10月ご案内
【目次】
【かじきさんによる講座・催し体験記】
「京都の中の日本史」 京都講座Part3
日時:9月7, 21日(土) 13:30~15:00
アドバイザー:草彅(くさなぎ) 与志久さん ♡
参加費:800円(資料・京菓子代)
持ち物:筆記道具、京都・観光文化検定試験
テキストブック
お申込み:3日前まで
加地喜一朗(以下かじき)
京都検定1級の先生による、京都の歴史・文化・伝統を学べる講座(お菓子付き)。
家に積ん読状態だった京都検定のテキストを引っ張り出してきて受講しました。私のものと参加者の皆さんが持参されるテキストの違いが著しい。皆さんのテキストは、大量に付箋がつけてあったりマーカーで色々引いてあったりと、使い込まれていました。熱心さがすごい。一方私は「昨日買ってきました」と言わんばかりの綺麗なテキスト。講師の先生が話されている最中も、皆さん一生懸命にメモを取っておられます。
おやつタイムがあるのもこの講座の魅力の一つ。私が受講した7月は祇園祭の月ということで、菊水鉾に縁のある「したたり」を頂きました。黒蜜の寒天ゼリーで上品な甘さが印象的。
最後にテストがあります。今日やった範囲で出題されると思っていたら関係ありませんでした(問題を見て焦りました)。先生の解答解説の後、皆さんの点数を聞いて、私の点数は決して口外しないでおこうと固く心に決めたのでした。
9月20日は「バスの日」だそうです。あまりメジャーな記念日ではないかも知れませんが、1987年の全国バス事業者大会で定めたもので、もともとは明治時代の1903年 京都の「二井(にい)商会」が、堀川中立売~七条~祇園間で日本初の乗合自動車の運行を開始した9月20日に拠っているようです。
この乗合自動車(=バス)は蒸気自動車を改造したホロなしの6人乗りだったそうで、本格的な営業は難しかったようです。京都は1895年日本初の水力発電によって日本初の電車を東洞院塩小路~伏見下油掛町間で運行させたことは有名ですが、なんとバスまで日本初であったとは!です。
なので京都市民は「〇〇〇番」のバスに乗って帰るとか 学校へ行くとか「〇〇〇番」の市バス系統にとても詳しいですね。
色んなこと、色んなものが日本初=京都初が多く、凄いんです京都は。 (草彅 与志久)